部活動での指導ガイドライン

 

宮城県村田高等学校

 

 

【基本的な考え方】

   成長期にある生徒が,運動,食事,休養及び睡眠のバランスのとれた生活を送り,学習・部活動などの学校生活と,学校外の活動とを併せて充実したものとすることができるよう,部活動の休養日等について具体的な基準を設ける。

 

 

【具体的な基準】

①学期中の休養日の設定

・ 週当たり2日以上の休養日を設ける。平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日(以下「週末」という。)は少なくとも1日以上を休養日とする。

・ 週末に大会参加等で活動した場合は,休養日を他の日に振り替える。

 
②長期休業中の休養日の設定

・ 学期中の休養日の設定に準じた扱いを行う。

・ また,生徒が十分な休養をとることができるとともに,部活動以外にも多様な活動を行うことができるよう,ある程度長期の休養期間(オフシーズン)を設ける。

 
③1日の活動時間

・ 準備,片付けを含めて平日では3時間程度(3時間程度),学校の休業日(学期中の週末を含む)は4時間程度とする。合理的でかつ効率的・効果的な活動を行い,学習時間を確保する。

( )内はハイシーズン

 

※「ハイシーズン」の設定

・ 年間を通して様々な大会があるが,高等学校総合体育大会や新人大会,東北大会・全国大会,各種コンクールなど目標とする大会で力を発揮するためには技能を強化する時期が必要である。

・ したがって,このような時期は「ハイシーズン」とする。
活動日を増やし,終日の強化練習・遠征・合宿を認める。その分,それ以外の時期に休養日を十分に確保し,生徒の身体的な疲労の蓄積やバーンアウト(燃え尽き)を防止するとともに,部活動に対する意欲の維持,向上に努める。