校長より

校長からのメッセージ

  宮城県村田高等学校ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、宮城県の南部に位置し、南に白石川が流れ、西に蔵王山系の山々を望む、自然環境豊かな村田町に、大正13年に開校した伝統ある県立高校で、今年度創立100年の節目を迎えました。

 村田町には、東北自動車道村田インターチェンジ・村田ジャンクションなどがあり、仙台藩(江戸)時代から仙南地域の交通の要衝として栄えてきました。特に、江戸時代後期には紅花交易により繁栄し、その面影が蔵の町並みとして今も残っていることから、古来より「みちのくの小京都」とも称されてきました。地域の皆様からのたゆまぬご支援にも支えられ、本校は着実に歴史の歩みを刻み続けております。

 さて、歴史ある美しい景観の地・村田に校舎を構える本校は、平成7年度に県内初の「総合学科」を設置して以来、以下の2点に示した特色ある教育活動を実践しています。

1 普通教科の科目の他、福祉・工業・商業等の幅広い選択科目の中から、生徒自身が科目を選択して学ぶことができ、個性を生かした主体的な学習ができること。

2 将来の職業選択を視野に入れ、自己の進路への自覚を深める学習ができること。

 生徒たちには、学校生活の様々な場面を通して「一人一人が自らの資質能力の伸長をはかること。」は勿論のこと、「他者を思いやり、互いに理解し合う努力を続け、共に生きていこうとすること。」にも挑戦して欲しいと願うものです。

 今年度も、地域から信頼され、愛される学校を目指し教職員一丸となり取り組んで参ります。御支援のほどよろしくお願いいたします。

  

 

令和6年4月

                      第26代校長 安斎 善和

 

 

校長のつぶやきはこちら