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【校長のつぶやき】満開の藤棚(2024.5.2)

 中庭の斜面に造られている藤棚では、きれいな藍色の花が見頃となりました。

晴れている日に撮影しようとしたら、藤棚の周囲にクマバチが何匹も飛び交っていました。そのため、ゴールデンウィーク中の曇り空の日に、再度撮影に挑戦しました。撮影日にはクマバチの姿はなく、羽音を怖がることもなく藤棚の下に入ることができました。

 千葉市科学館のウェブサイトによると、藤の花は、クマバチのように力がなければ蜜を吸うことができない固いフタに閉ざされているそうです。クマバチにとっては藤の花は他のライバルに蜜を取られる心配がなく、藤にとってはクマバチだけが自分の花粉を運んでくれる昆虫なのだそうです。こうした生物の関係を「相利共生(お互いが利益を得られる関係)」といいます。

藤の花言葉には「優しさ」、「歓迎」、「決して忘れない」、「忠実」があります。

村高生は、校舎の窓や実習棟の渡り廊下からも、藤棚を眺めることができます。