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校長のつぶやき

【校長のつぶやき】吹き抜け階段(2025.8.1)

 村高校舎の吹き抜け階段は、とても開放的な空間です。私は、この空間がとても好きで、来校されたお客さんにも、時には御案内して見てもらいその素晴らしさを紹介しています。

 私は昨年のPTA会報で、吹き抜け階段の魅力について紹介した時の文章を以下御紹介します。

 

 (はじめ 略)・・・

 ここで、私が大好きな本校学び舎の「出逢いスポット」をご紹介します。それは、昇降口正面の開放的な吹き抜け階段です。日々の学校生活では、見通しの良いこの場所で、階段や廊下を思い思いに行き来する生徒たちと気軽に挨拶を交わすことができます。生徒たちの背景には、自然豊かな里山の風景、中庭の植栽や渡り廊下などが大きな窓越しに望めます。そして、天気や時間帯に応じて様々な表情を見せるステンドグラスの色彩は、生徒たちの学校生活に豊かな彩りを添えています。ここで日々生徒たちと出逢い、挨拶や言葉を交わすひとときを、私は大切にしています。

 (以下 略)

 

 校舎1階から吹き抜け階段を見上げて(右上にステンドグラスが見えます)

 

 2階相当の高さの壁面にはステンドグラスもあり、季節や時間帯によってさまざまな表情の光が織りなされています。

 

 

 ステンドグラスは職員室前廊下にも明るい光を届けています。

 

 

 3階より吹き抜け階段階下を見下ろしました。

 

 

窓越しに実習棟を眺めることができます。休み時間には村高生が、長い渡り廊下を通って実習棟に向かう姿が見られます。窓越しに手を振り合うこともあります。

 

 七夕飾りも飾られました。この飾りは、2年次インターンシップの時間を活用して、生徒が庁務員さんの指導を受けながら製作したものです。竹は、校地斜面から生徒たちが切り出しました。そして、図書司書さんのリードの元、先生方、有志の生徒も加わることで美しい飾り付けがされました。季節感が感じられて生徒たちにも好評でした。(【図書館ブログ】も是非ご覧ください!)

 

 

 美術作品のキャプションよろしく、手摺りには「仙台七夕飾りの説明」も掲げられています。アートギャラリーのような空間ですよね! 

 なお、七夕飾りには「健康に過ごせますように」「元気に過ごせますように」といった「万人共通王道型」の願い事、「お金が沢山貯まりますように」「百点が取れますように」「素敵な彼氏ができますように」「猫カフェに行けますように」といった「自らへのご褒美型」の願い事などがありました。

「背が伸びて、やせて、髪の毛が早く伸びますように」という「複合型」の願い事も登場するなど、楽しくて純朴な村高生の姿が、色とりどりの短冊に散りばめられていました。

 

 暑さも厳しい毎日が続きますが、村高生の皆さん、体調管理に気を配り、元気に夏休みを過ごしてくださいね。

 ブログを見てくださっている全国の皆さんも、健康第一でお過ごしください。

【校長のつぶやき】楽しい体育祭(2025.7.4)

 6月26日(木)、27日(金)に、体育祭が開催されました。今年も、村高生体育委員、各運動部の生徒、生徒会執行部をはじめ、出場選手の活躍によりとても楽しく、充実した2日間となりました。

 

 開会式の様子。体育館の窓から見える木々の姿が、窓枠をフレームとした絵画作品のように見えるのが、私のお気に入りです。

 

 開会式では、3名の3年生が元気よく選手宣誓してくれました。

 

 各競技の決勝戦前には、各年次がクラスの垣根を越えて円陣を組んでいました。

 

 優勝チームと教職員チームとのエキシビションマッチも行われ、私も参加させてもらいました。男女バレーボールエキシビションマッチの教職員チーム。

 

 参加してくださった先生方、生徒との楽しいひとときを演出いただきありがとうございました。私も生徒の皆さんとの楽しい思い出ができて、とても嬉しかったです。生徒の皆さん、ありがとう。

 

体育祭2日目。怪我をしないよう、今日も準備体操をしてスタートしましょう。

 

  今年の新種目、障害物競走は見応えがありました!二人三脚ででんぐり返し。

 

二人三脚でパン食い競争。

 

二人羽織でパンを食べるペアも登場しました。奮闘する選手たちを、みんなで大笑いしながら応援しました。

 

 最終種目は綱引き。年次対抗で、どの学年も力を尽くして頑張りました。

 

 閉会式の後、年次ごとの記念撮影。

 

 勝っても負けても、選手も応援している生徒も皆笑顔、村高生最大の持ち味である「優しさ」や「心の温かさ」に溢れる2日間でした。皆さん、お疲れ様でした。

 そして、今回もブログを見てくださった皆さん、ありがとうございました。

【校長のつぶやき】中庭の花々と秘密のビオトープ(2025.6.13)

 梅雨入り間近を感じさせる空模様が続いていますが、中庭では色とりどりの花々が緑に映えています。

 

 ひときわ目に付くのが、ピンク色のかわいい花、ムシトリナデシコ(別名コマチナデシコ)です。

 

 校舎中央から実習棟へ移動するときに生徒が通る坂道の両側に、美しいナデシコの花が並ぶように続いています。

 校舎・教室棟近くには、アジサイの花が見頃を迎えつつあります。

 

  

 昨年は、花を付けるも束の間、あっという間に枯れてしまったのですが、今年は大丈夫なようです。

 

 校内にも、きれいなアジサイが!こちらは、1年次の図書・放送委員を中心に、皆で力を合わせて作った作品でした。きれいな装飾でしたので、紹介しました。

  

 前回御紹介した藤棚は、今は青々と葉が生い茂っています。・・・と、近くでよく観察すると、インゲン豆のようなフジの実が藤棚から垂れ下がっていました。

 

 いかにも食べられそうなその姿。果たして、食べられるのでしょうか。事務室でこの事を話題にすると、食用にはならないとの声が上がりました。実はとても堅くて、小さい頃、この実を使って遊んだことのある方もいらっしゃいました。

 

 さて、次は校舎内某所で楽しむことのできるビオトープを取材しました。

 

 メダカをはじめ、小エビや巻き貝なども観察できる、小さくても本格的なビオトープです。

 

 このビオトープは、理科実習助手の先生が管理してくださっています。冬季は実験室に入れておくそうですが、このシーズンは、基本的に手をかけることはないそうです。生徒の皆さん、ビオトープの場所わかりますか?

今回もブログを見てくださりありがとうございました。猛暑の夏が近づいてきました。皆さん、くれぐれも体調管理に気を配りお過ごしください。

 

【校長のつぶやき】藤棚情景2025(2025.5.15)

ゴールデンウィークの頃より、本校自慢の藤棚が美しい花で見事に飾られています。

本校庁務員のお二人が丹精込めて育て、手入れをしてくださったおかげで、今年も見事な藤棚の花を楽しむことができました。この時期にきれいに花を付けるよう、年間を通して気を遣って世話をしてくださっているとのことでした。いつも、校内環境の整備のみならず、季節折々の草木を楽しめるよう配慮いただき本当にありがとうございます。最初の写真は、早朝の青空を背景に撮影しました。

 

 

藤棚の下から快晴の空を見上げると、フジの花は輝いていました。

 

 

夕方の淡い光の中では、落ち着いた雰囲気の藤棚を楽しむことができました。

薄暮の藤棚、どうぞ御覧ください。

 

 

 

薄暮の白地を背景に、フジの花が映えます。

 

 

青空を背景としたフジの花と見比べてみました。

 

 

昨年のブログで、フジの花は、クマバチが蜜を吸いやすい花のつくりになっていることを紹介しました。

今年も、藤棚近くでは羽音を立てながらクマバチが飛んでいて、日中はなかなか藤棚の近くで撮影ができませんでした。

撮影中に、藤棚の近くを小鳥が飛んでいると、クマバチが小鳥を追いかけていき、慌てて小鳥が逃げていく様子も目撃しました。

恐る恐る、クマバチを撮影してみました。

 

そこで、クマバチの活動時間を観察していると、朝方と夕方は藤棚の回りを飛んでいないことが分かったので、今年はこの時間帯の写真を紹介しています。

というわけで、皆さんもフジの花見を楽しみたい時は、朝夕の時間帯を狙って楽しんでくださいね!

 

 

来年も、村高の藤棚にすてきな花が咲く事を願っています。

 

黄昏を過ぎて、月がくっきりと浮かび上がってきたところでシャッターを切りました。

 

 

 

今回もブログを見てくださりありがとうございました。

日も長くなり、これから気温の高い日が増えていく一方で、梅雨に入ると時折涼しくなる日もあることでしょう。(東北地方太平洋岸は、梅雨時にやませの冷涼な風が吹くと本当に肌寒く感じます。)皆さん、くれぐれも体調管理に留意してお過ごしください。

 

【校長のつぶやき】村田高校桜アルバム2025(2025.4.22)

授業も始まり、学校には明るい生徒の声や笑顔で溢れています。部活動登録を終えて、元気よく活動する新入生も姿も見られます。

村高の広大な校地内では、様々な種類のサクラが美しい花を咲かせました。

 

今回のブログは、私が一週間ほどかけて校地内で撮ったサクラの花の写真を紹介します。

 

 まずは、1年1組教室ベランダから眺める満開のサクラです。窓側の座席からは心も華やぐ眺めを楽しめます。

 

 2階コモンホール吹き抜け窓からの眺めもとてもきれいです。

 

 2階保健室奥の窓の向こうには、サクラが陽光に照らされて明るく輝いていました。

 

 くるりと廊下反対側を眺めると、番外編・ステンドグラスの柔らかい光を楽しむことが出来ます。

 

 綿雲とサクラ。校地を囲むサクラの木々が満開を迎えました。

 

 雨雲とサクラ。今年は、サクラが見頃を迎えた頃に、雨模様の天気が続きました。幸い、風があまり強くならなかったこともあり、長い期間サクラの花を楽しむことが出来ました。雨雲を背景に、淡い光が差し込んだ夕景のサクラです。 

  

 体育館吹き抜け窓から見下ろしたサクラの木。私のお気に入りの場所です。

 

 

 体育館吹き抜け窓から見上げた桜の木。天然のステンドグラスのように光が柔らかく好き抜けスペースに届いています。 

 校舎から体育館への連絡通路から、体育館脇のサクラを眺めました。村高校舎には、実習棟をつなぐ渡り廊下が多く、その廊下は斜面を階段で横切っています。どこから眺めても立体的で奥行きのある景色を楽しむことが出来るのが、大きな特長だと思っています。

 

  雨上がりの美しいサクラの光景を写真に収めることが出来ました。

 

 シャッターチャンスは、雨上がりの晴れ間の時間に訪れました。水たまりに美しい空の青色とサクラの花のピンク色が映える写真です。


 

 咲き誇るサクラの花を写す水面が、舞い落ちた花びらを優しく受け止めていました。

 

 サクラの花が春のそよ風に誘われ、雪のように降り落ちる夕方、校門から駐車場に登るスロープを見上げてシャッターを切りました。 

 スロープを見下ろすと、花を付けたサクラの枝がトンネルを作っているかのような光景であることが、よく分かっていただけると思います。


 番外編として、撮影中に校地斜面に姿を現したキジの姿を紹介します。庁務員さんのお話では、本校校地にはつがいのキジが3組ほど生息しているそうです。

(キジが校地内を行き交う姿は、多くの村高生が目撃していることでしょう。)

 

  みるみるうちに、降りしきる雪のように花びらが舞い、雪が降り積もるように地面を淡いピンク色に染め始めました。 

 村田高校桜アルバム2025は以上です。来春もまた、美しいサクラの花々が村高に、彩りを添えてくれますように。

 

 このブログを見てくださったすべての方に、たくさんの幸せが訪れることを心より願っています。